不登校や引きこもりにより、学校に行けない子どもたちのために、勉強をする場や安心できる居場所を提供し、学びたいという思いをサポートする機関や施設のことです。
フリースクールの規模や形態はさまざまですが、その多くが、子どもの自主性を尊重し、勉強や学校に対する息苦しさから子どもたちを解放することで、学びたい気もちを培ったり、仲間との信頼関係を築いたりする手助けをしています。
フリースクールにはさまざまなタイプがあり、どのような目的で利用するのかによって、選ぶフリースクールも変わってきます。
■学校以外の居場所として
すべてのフリースクールが、学校に行かない・行けない子どもたちの居場所としての役割をもっています。
■学校復帰を目指す
いずれは学校に戻ることを目的として、一時的にフリースクールに通う子どもたちを受け入れるフリースクールもあります。この場合、勉強についていけるように学習指導をしたり、それまで通っていた学校とこまめに連絡を取り合うなど、スムーズに学校に戻れるように対応しています。
■フリースクールに通うのも難しい場合
学校はもちろん、フリースクールに通うことも困難な場合、スタッフが自宅に訪問するスクールもあります。知らない人の中に入るのが苦手だったり、外出できない、ひとりでいたいという子どもに向いています。
このほか、医療機関と連携しているスクールや、寮などで共同生活をしながら、生活全体をサポートするスクールもあります。
フリースクールでは、普通の学校のようにきちんと時間割が決められていて、決まった期間で授業が進んでいくということはほとんどありません。
少人数での授業や個人指導を中心にして、ひとりひとりに合わせた学習法をとっているところが多くあります。
子どもたちの勉強の進捗状況もそれぞれ異なりますし、学びたい気もちを優先し、ひとりひとりに合わせた対応をとることが必要とされるためです。
机に向かう勉強だけではなく、自然体験や農業体験、陶芸、絵画、天体観測や調理実習などを行なっているところもあります。
「お勧めの家庭教師一覧」 |
・ゴーイング |
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・あすなろ |
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「不登校の子供マメ知識」
<勉強法> |
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・フリースクール:20% |
・その他:10% |
<不登校のシグナル> |
・頭痛、腹痛 |
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・無口になる |
<禁忌事項> |
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<親の対処法> |
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