不登校への対応は、その原因によって異なります。ここでは、その原因別の対応法の一例をご紹介します。
大概の子どもは、自分がいじめられていることを親に隠したがります。ですので、子どもがいじめられていることに気づかない親もたくさんいます。
子どもがいじめられているとわかると、学校に相談して何とかしようと考える親も少なくありません。しかし、教師が注意していじめがなくなることは少なく、逆に、親や教師にいじめの事実が伝わることで、さらにいじめが悪化するケースが多いのが実情です。
いじめによる不登校への対応は、まず、親が子どもの話をきちんと聞いてあげること。
不登校の原因が、いじめかどうかわからない場合でも、子どもの話を聞いているうちに、会話の中でいじめの事実が発覚することがあります。
また、話を聞く際も、強引に話を聞き出すのではなく、子どもが自分から話をするようにもっていきましょう。「どうして」「なぜ」と聞いてばかりでは、子どもも話をすることを拒否してしまいます。
子どもの話を聞くときは、あくまでも聞き役に徹します。子どもの言葉に反論したり、自分の意見を押し付けてはいけません。
話をしているうちに、自分自身で解決法を見出すこともありますし、何より、自分の気持ちを理解してくれる、共感してくれる人がいるということが、子どもの救いになるのです。
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いじめによる不登校の場合は、教師や学校に相談するのは逆効果の場合がありますが、教師や学校に原因のある不登校の場合は、教師や学校に相談したり、話し合いの場を設けることが必要です。
親と教師、学校が冷静に話し合いをすることで、子どもが不安に感じていることや不満に思っていることが見えてきたり、教師と子どもとの間に誤解が生じていることがわかったりすることがあります。
それによって、親と教師、学校がどのように対応すべきか、解決策が見つかる場合があります。
周囲の視線を極度に気にしたり、人と話すことに極度の緊張を覚える、対人恐怖症や緊張症が原因で不登校になる場合があります。
対人恐怖症や緊張症の子どもは、嘘がつけない正直者であることが多いといわれています。
正直者であるがゆえに、人づき合いに息苦しさを覚え、対人恐怖症や緊張症へと発展していくことがあります。
円滑な人付き合いをするためには、時として嘘が有効な場合もあります。
あくまでも、他人を傷つけない嘘であることが前提ですが、乗り気でないときの誘いを断る嘘や、あいまいな表現をする方法を使えるようになるだけで、人づき合いが楽になり、症状が緩和することもあるのです。
子どもの性格や状況によっても効果が違いますので、これらの対応法はあくまでも参考に、その時どきの状況に応じて対応してください。
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